辛い、かかとの痛み
かかとを傷める人の半数近くは、何が原因でそうなったのかが分かっていて傷める人なのだそうです。一番わかりやすいのが、スポーツをやっていて、特にかかとに負担のかかるような動作をしていた場合や、オーバーワークになってしまった場合でしょう。
このようにかかと傷めた原因がはっきりしているのなら、原因が分かっているわけですから、治しやすいということになります。
一般的にはかかとに負担をかけないように安静にしなければなりません。しかし、立って歩く(二足歩行)人間にとって、これが難しい点となります。いくら安静にしていても少しでも歩けば負荷がかかってしまう部位なので、これが治りにくい原因になっていることは間違いないでしょう。
さて問題なのが、何もしていないのに、かかとが痛いという人です。よくあるのが、朝起きてみると急にかかとが痛くなっているなどで、それ以後は何ヶ月も痛みに悩まされてしまいます。
このように何故かわからないが、突然かかとが痛み出すのでは確かに困ってしまいます。忙しい日の終わり頃からかかとに違和感を覚える場合もあります。最初は気を抜いたから疲れが痛みに変わったのかなどと思うかもしれませんが、以後もまったく治りそうになく、日に日に痛みが増して、最後は立っているのも辛くなってしまうこともあります。
こうした場合は、かかとだけに問題があるわけではないようで、その周辺部位も悪くなっている可能性があるのです。これでは普段の生活への影響も多いので、正しい対処法は非常に重要となってきます。